宮津 真寿美[理学療法学専攻]
前のリレーコラムで書きましたが、 我が家ではテレビが禁止になっています。 しかし、今のご時世、テレビを見なくても、ニュースを得るには不自由しません。 STAP細胞の一件は、研究者の端くれとして考えさせられました。 なぜ、このような大騒ぎになってしまったのでしょうか。 大学の研究指導者は、指導学生の研究に関して、通常、 一番突っ込まれたくないことを突っ込み、根拠を追及しつつ、 学生と何度もディスカッションし、熟考を重ねて研究論文を作成させます。 それを繰り返して、研究者として独り立ちしていくわけですが、 その機会が乏しかったための悲劇なのかな、と思います。 そんな考えから、心新たに、学生に対する徹底的な指導を心に誓いました。 ねちっこい指導があれば、取り返しのつかないことは起こりえないはずです。 社会に出た時、学生に大恥をかかせたくありません。 「宮津先生は厳しい」と噂されているようですが、 私からすると、大きな愛情のつもりです。 学生のみなさん。がっしり、受け取って下さいね。 タイトルと関係のない話になってしまいました。 サッカーW杯が近づいてきましたね。 どんな理由で我が家のテレビを解禁にしようかと、頭を悩ましています。 準備は万端です。
教員リレーコラム