教員リレーコラム

新たな出会いから学ぶ

松村 仁実[理学療法学専攻]

 北海道から沖縄まで、70名ほどの見ず知らずの方と3週間に渡る研修を受ける機会を得ることができました。 大勢の初対面の方と出会うことなど、大学入学あるいは就職したとき以来の久しぶりの経験でした。  自分がどのように新しい人間関係を作るのかを振り返る機会になった気がします。 3週間という期間が決まっている中で、ほとんど人がお互いを知らない状況です。 まずは、席が隣になった人から会話が始まります。 しかし、相手もこちらもどんな人かわからないから慎重です。 気にはなっているのですが、どのように話し始めようかを悩みました。 得意な人はきっと、すっと相手に入っていけるのだろうなぁと周囲を観察している自分がいました。  それでも3週間も過ぎると普通に話せる人が増えてきました。 それどころか、全体の中で同じ時間を過ごしたという一体感さえ出てきました。とても不思議な感覚でした。 新たな出会いの中から、これからの人生で大切なつながりを持つことができたことも実感できました。  みなさんも、今の人間関係を生かしつつ、これから先にも大切な出会いがあることを忘れずに過ごして欲しいと思います。
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