臼井 晴信[理学療法学専攻]
マレーシアでの学会に参加してきました。 一人暮らし時代の週末一人旅も含めるとマレーシアに行ったのは3回目。 クアラルンプール(首都)の駅は、もはや名古屋駅より詳しい。 温かい気候とのんびりした雰囲気。 いろいろな人がいて自分も受け入れてもらえる。 自分に合っているのだなと思います。 そして学会のお話。 学会は研究発表の場であると同時に出会いの場であると思っています。 分野の近い研究をしている人。 研究で同じような悩みを抱えている人。 そして競合する研究者。 私がアジアの国際学会に行っている大きな理由の一つは、 将来、アジア圏で一緒に国際研究ができる相手を見つけることです。 今回、外国人共同研究者は見つけられませんでした。 しかし、ある日本人研究者との出会いがありました。 その方は学会会場に3歳の娘を連れてきており、母子で国際学会に参加されていました。 いろいろな格好をした様々な国の人がいる会場。 英語でディスカッションをする母親。 日本では味わえない異国の雰囲気。 娘を連れてきていた研究者の姿は素敵でした。 そして冒険心に溢れた娘の姿も素敵でした。 私もせっかく国際学会に行くなら、娘がもう少し大きくなったら連れて行こう。 そういう決意を胸に抱き、その研究者と名刺の交換をしました。 次に国際学会で会った時は「私も連れてきました」と娘を紹介できるかな。 帰りには家族にお土産をたくさん買いました。 カバンが壊れそうになりました。 お土産もカバンも無事に帰国しました。 娘も喜びました。 そして私はなぜか帰国後に肺炎になりました。
教員リレーコラム