堀部 恭代[作業療法学専攻]
今年の10月に第1回アジア太平洋作業療法シンポジウムが 台湾で開催されます。 アジア圏の作業療法士たちと互いの取組について情報交換を したいと思い参加・発表することを決意しましたが,「英語」 が大きな障壁になっています。 ホームページも「英語」,抄録も「英語」,発表も「英語」, 聴きたい講演も「英語」… 中学から英語を学んだのに,なぜ実用的に使えないのか… それは英語を使う機会が少なかったからだと思います。 いくらイメージトレーニングをしても上手く自転車には乗れ ないし,床の上で泳ぐ練習をしても上手く泳げない。 汗をかき・恥をかきながら実践的に取り組まなければ身に つかないのだと思います。 学生の皆さんが臨む臨床実習も同じだと思います。 基本的な知識や技術は必要ですが,実際に対象者に向き合い 実践を積まないと素敵な療法士にはなれません。 臨床実習ははじめての経験が多く,苦労されることも多いと 思いますが,その分得られるものも多いと思います。 汗をかき,恥をかきながら得た結果は,ポジティブなもので あっても,ネガティブなものであっても必ず良い経験になります。 皆さんにそう言いながら,自分にも言い聞かせています。 新しいことに挑戦する者同士,一緒に頑張りましょう!
教員リレーコラム