教員リレーコラム

受験シーズン

林 修司[理学療法学専攻]

学生さんにとっては、胃が痛くなる受験シーズンが到来する。
本学を受験する学生さんにも、ベストが尽くせるようにとエールを送りたい。

私の次女も高校受験を控えている。
性格的にはおっとり型ではあるが、若干ピリピリしているのが伝わってくる。
夏ごろからは、自らの希望で塾にも通うようになった。
さて、その成果は … 。
私が受験生だったころを思い返すと、
お世辞にも自分の子供に「勉強しなさい!」とはなかなか言えない。
そこは親の威厳や義務とやらで、ビシッと決めるべきでしょう、
という声も聞こえてきそうである。

「なぜ、一生懸命勉強しなくてはならないの?」
この問いに納得させられる答えをもつ人はどれくらいいるのだろう。
一流企業に入りたいから? 人生は一生、勉強の連続だから?
私も含めて「勉強が好き」という人は、少ないであろう。
ただ、学生にとって「受験」は間違いなく大きなイベントである。
結果のいかんにかかわらず、
学生時代の一時期に、勉強と真正面から向き合うことは、今思うと必要な気がする。

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