山田 南欧美[理学療法学専攻]
少し前の話になりますが、11月末に本学の体育祭が行われました。実は、本学に赴任してからまだ参加したことがなく、今年の体育祭が、私が初めて参加する体育祭でした。実行委員会の皆が事前に頑張って準備をしていたのを見ていたので、私も全力で参加したい!と意気込み、多くの種目にエントリーしました。年甲斐もなく、がむしゃらに動き回って、多くの学生とはしゃぐことができて、本当に楽しい1日でした。 その中でも、3年生の皆とやった30人31脚(本当に30人だったかは定かではありませんが…)がとても印象深く残っています。今の3年生は私が赴任してきた年に入学した学生たち。つまり、私が初めて入学から卒業までを見届けることができる学生さんたちです。3年生の秋は、実習が終わり、卒業論文をまとめ、国家試験に向けて勉強に励む時期。言い換えると、もう卒業までのカウントダウンが始まるときです。そんな時期にある彼らと一緒に、30人31脚をして、歩幅を揃え、掛け声をし、皆で共にゴールを目指しました。すごく一体感が生まれ、嬉しかった半面、ゴール直前で、「あぁ、この子達とこうやって一緒に何かをするのは、もう最後なのかもしれないな」と思い、少し寂しくもなりました。 入学当初を思うと、すごく頼もしく、大きく育った3年生たち。短期大学という短い期間のなかで、国家試験合格を目指して大変な日々を過ごしてきたと思います。そんな彼らと過ごせる期間は残り数カ月になってしまいましたが、最後までフォローしていけるように、私も頑張りたいと思います。 【 2年生が選出したMVPは山田先生 】 【 30人以上の二人三脚 (前から)山田先生は左から3人目 】 【 30人以上の二人三脚 (横から) 】
教員リレーコラム