【出前講義】ケガをしないために ~北名古屋市立師勝西小学校 ~
10月19日(金)北名古屋市立師勝西小学校に出前講義に伺いました。
講師は、理学療法学専攻の鳥居 昭久(教授)。
「ケガをしないために」と題し、師勝西小学校の5・6年生の児童220人を対象にお話をしました。
話を聞いた児童は、最近「ケガ」をしましたか?との問いに半数以上が手を挙げていました。
同じように話を聞いていた先生方も少し驚いた表情をしていらっしゃいました。
では、何が原因で小学生はケガをするのでしょうか。
①アクシデント ②姿勢が悪いとき ③スポーツのやり方が間違っているとき
いろいろな原因があります。
そのなかで、②姿勢が悪いときに、ケガをしないようにするためのお話をしました。
良い姿勢とは?どのような姿勢が良い姿勢というのか。
悪い姿勢とは?どのような姿勢が悪い姿勢なのか。
鳥居先生は小学生に言葉をなげかけました。
まず、良い姿勢は目的によって違うということ。
勉強をする姿勢、食事をする姿勢、スポーツをする姿勢、夜寝るときの姿勢…
その目的によって良い姿勢は違うことを説明しました。
日頃から姿勢に気を付けてないと、目が悪くなったり、腰が痛くなっいたり、肩がこったり…大変ですね。
続いて③スポーツのやり方が間違っているときに、ケガをしないようにするためのお話をしました。
特に身体の成長に合わせた方法でスポーツをしないとケガをし、その後の身体の成長に影響を与えます。
自分の体力を知り、無理をせず、姿勢に注意し、バランスの良い運動を心がける。
そして、ウォーミングアップ、クーリングダウンは、丁寧にする。
最後に鳥居先生は、ケガをしない生活をするために
「正しい運動をする(ケガをしない楽しい運動習慣)」
「正しい食事をする(朝ごはんもしっかり、好き嫌いはダメ)」
「しっかり眠る(夜更かしはケガのもと)」
の3点お話をしました。
児童の皆さんからは、複数質問がありました。
この講話を機会に、皆さんのケガが少しでも少なくなれば良いですね。
≪学校保健委員会での講演≫