教員紹介

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

助教

清水 一輝
しみず かずきShimizu Kazuki MS

[学位・医療資格]
リハビリテーション科学修士
作業療法士
認定作業療法士
介護支援専門員
AMPS認定評価者
[研究分野]
人間医工学
社会医学
作業科学

プロフィール

職歴
2007年 医療法人財団善常会 善常会リハビリテーション病院
2013年 医療法人財団善常会 老人保健施設シルピス大磯
2015年 医療法人マックス すこやかクリニック
2017年 愛知医療学院短期大学リハビリテーション学科作業療法専攻 助教
資格(国家資格・団体認定資格)

作業療法士

自己紹介

2007年に作業療法士の資格を取得し、回復期リハビリテーション病院で6年間、老人保健施設で2年間、外来・通所リハビリテーションで2年間、作業療法士として臨床現場を経験してきました。臨床現場では、身体障害者や高齢者への作業療法を中心に実践してきましたが、作業療法の専門性である”作業”を見る視点を常に意識しながら取り組んできました。 2012年には聖隷クリストファー大学大学院に入学し、2014年に修士号を取得しました。大学院では、作業に焦点を当てた実践に関する研究を行いました。 作業療法としての実践に悩むこともありましたが、今は作業をすることで人は健康になり、その人らしい人生を送ることができると信じて実践しています。 私自身は、妻や子供と遊んだり、時々運動をしたり、お酒を飲んだり、1人でパソコン作業をしたりすることが大切な作業です。そんな作業をしながら、自分らしく暮らしています。

研究内容

人は自分らしい人生を送るために、自分の価値観に合った作業を選択しており、作業するために色々な工夫をしながら自分らしい生活を送っているとされています。私は、人が自分らしい人生を継続するために、どのように作業のやり方を工夫しているかについての研究をしています。
私の行った修士での研究では、作業に焦点を当てた実践が、作業を大切にするはずの作業療法士にとって行いにくい現状もあるようでした。作業に焦点を当てた実践の効果や実践の障壁などを明らかにし、作業療法士が作業を大切にした支援をやりやすくなるようにしていきたいと考えています。
これらの研究を通じて、その人が自分らしく生活できる社会を作っていきたいと考えています。

主な業績

担当教科

専門基礎科目 生理学実習
専門科目 作業療法評価法
身体障害作業治療学Ⅱ
身体障害作業治療学実習
日常生活作業学Ⅱ
発達障害作業治療学実習

受験生の皆さんへ

作業療法は人を健康にできる仕事であり、これからの社会になくてはならない仕事です。そして何より、対象の方が健康になっていく姿を身近で見られる仕事なのでとてもやりがいを感じられます。
作業療法の知識・技術を学ぶだけでなく、人間性を高めたり、医療人として必要な態度を身につけたり、研究に取り組んだりできるような教育を提供していきたいと考えています。ぜひ、皆さんも一緒に作業療法を学びましょう。

在学生の皆さんへ

作業療法はその人が自分らしい作業をできるように支援する仕事です。その実践の場は、病院や施設だけでなく、地域社会も含まれます。そして、作業をできるようにする対象は一人の人だけでなく、社会全体に対して働きかけることもできます。作業療法士として、目の前の人を大切にすることももちろんですが、広い視野を持ちながら取り組んでいきましょう。
勉強していく中で、作業療法について悩むことや今後の人生について悩むことなど色々あると思います。そんな時には一緒に悩み、考えながら前向きに進んでいけるお手伝いをしたいと思います。

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